悩んだ末にたどり着いたのは「試合が恋しい」との思い。勝負の銀盤に再び立つ決意が固まった。ことし5月に現役続行を宣言し、10月のチーム対抗戦、ジャパン・オープンで復帰を果たした。
最年長「引っ張る」自覚
天真爛漫(らんまん)だった少女も、ベテランと呼ばれる年齢になった。10年前にGPデビューを果たした中国杯で、今大会は女子の最年長。本郷やラジオノワら10代の若手にかつての自分を重ねつつ「引っ張っていかなければ」と、自覚も深まっている。
復帰宣言後は2018年平昌五輪について明言を避けてきたが、今大会「もちろん頭にはある」と初めて言った。「小さい頃から(自らを)ささげてきたスケートを、最後までやり切ったと思えるまでやることが大切」と浅田。勝負師が戻ってきた。(共同/SANKEI EXPRESS)