サイトマップ RSS

【ミャンマー総選挙】スー・チー氏、過半数確保見通す 「民主化へ」米欧接近、中国は危機感 (3/5ページ)

2015.11.11 08:00

スー・チー氏の画像をスマートフォンで掲げる支持者。国民民主連盟(NLD)が圧勝の見込みとなり、歴史的な総選挙となった=2015年11月9日、ミャンマー・ヤンゴン(AP)

スー・チー氏の画像をスマートフォンで掲げる支持者。国民民主連盟(NLD)が圧勝の見込みとなり、歴史的な総選挙となった=2015年11月9日、ミャンマー・ヤンゴン(AP)【拡大】

 オバマ政権に支援期待

 「世界の友人からの理解と協力が必要だ」。歴史的な総選挙から約1年前の昨年11月14日。ミャンマーを訪問したバラク・オバマ米大統領(54)との会談に臨んだスー・チー氏は共同記者会見で、そう強調した。

 スー・チー氏が新政権を担った場合、最も支援を期待するのが米国だ。悲劇のノーベル平和賞受賞者の知名度は米国内で高く、ミャンマー民主化はオバマ政権の「実績」の一つだ。

 米国は、1990年代から続ける経済制裁解除の条件の一つに選挙の成功を挙げてきた。解除されれば、米企業の進出のみならず、米国内での活動への悪影響を恐れ及び腰だった日本などの投資も本格化し、経済成長を加速できる。

 ただ、ケリー米国務長官は、民政移管後初の選挙の実現を「重要な前進」と歓迎する一方、イスラム教徒少数民族ロヒンギャの権利向上なども求めた。スー・チー氏が国内世論に配慮し、この問題と距離を置き続けることは難しくなる。

日本企業ねたむ周辺国

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。

ページ先頭へ