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【ミャンマー総選挙】スー・チー氏、過半数確保見通す 「民主化へ」米欧接近、中国は危機感 (5/5ページ)

2015.11.11 08:00

スー・チー氏の画像をスマートフォンで掲げる支持者。国民民主連盟(NLD)が圧勝の見込みとなり、歴史的な総選挙となった=2015年11月9日、ミャンマー・ヤンゴン(AP)

スー・チー氏の画像をスマートフォンで掲げる支持者。国民民主連盟(NLD)が圧勝の見込みとなり、歴史的な総選挙となった=2015年11月9日、ミャンマー・ヤンゴン(AP)【拡大】

 日本製品の需要も高く、最大都市ヤンゴンの南東約20キロで今年9月に開業した「ティラワ経済特区」は、中国や韓国との共同開発計画が覆され日本連合の一括受注となるなど、「日本の独壇場で他国のねたみはすごい」(日系企業関係者)と指摘される。ミャンマーの安定と成長は、経済力と軍事力に物を言わせ東南アジアへの進出を強める中国への抑止力にもなる。

 各国の思惑が絡み合うなか、最大の実力者となりそうなスー・チー氏はどんな外交をみせるのか。その判断は世界も揺さぶる。(ヤンゴン 吉村英輝/SANKEI  EXPRESS

 ■国民民主連盟(NLD) 現党首のアウン・サン・スー・チー氏らを中心に1988年に結党。90年の総選挙で圧勝したが、当時の軍事政権が選挙結果を認めなかったため、在野のまま民主化運動を牽引(けんいん)。軍政はスー・チー氏を長期自宅軟禁し、他の党員も投獄するなど弾圧を繰り返した。2010年の総選挙を公正ではないとしてボイコット。12年の補選はスー・チー氏らが出馬し圧勝した。党員数は約150万人。(共同/SANKEI  EXPRESS

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