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ジャンルの枠超えて、面白く 能と現代音楽のコラボレーション 青木涼子さんインタビュー (2/4ページ)

2015.11.11 13:00

今年度は文化庁文化交流使として海外の公演も多い青木涼子さん=2010年10月13日(提供写真)

今年度は文化庁文化交流使として海外の公演も多い青木涼子さん=2010年10月13日(提供写真)【拡大】

 型にはまらない作品

 江戸時代、武家の式楽として発展してきた能楽は、伝統邦楽の中で、今でもとても保守的な側面を持つ。女性能楽師は存在するとはいえ、能はもともとが男性に向けて書かれた曲なので、活躍の場は限られる。青木は新たな道を歩むことにした。

 「2010年から作曲家に作品を委嘱するシリーズを始めました。レパートリーがないとコンサートができません。まず小さい規模の作品でレパートリーを作ろうと思いました。外国の、ほとんど能を知らない作曲家にも頼みました。日本人作曲家でも、能は聖域という思いがありました」

 3年間、1年に5人ずつ委嘱し続け、昨年、委嘱作品を集めた「能×現代音楽」というデビューアルバムをリリースした。CDに収められているフェデリコ・ガルデッラとバレリオ・サニカンドロはイタリア人、クレール=メラニー・シニュベールはフランス系スイス人、オレリアン・デュモンはフランス人、そしてペーテル・エトベシュはトランシルバニア生まれ。

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