栃ノ心(とちのしん、右)に力なく寄り切りで敗れた照ノ富士=2015年11月12日、福岡県福岡市博多区の福岡国際センター(共同)【拡大】
先場所は優勝決定戦に進み、照ノ富士の師匠で昇進問題を預かる審判部の部長でもある伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)は、「全勝などの好成績なら今場所での綱取りの可能性がある」としていた。しかし、この日の黒星により、北の湖理事長(元横綱)が「(綱取りは)ないです」と断言し、完全に消滅した。
その上で理事長は「準優勝という数字につなげないと。これ以上、負けたら一から出直しになる」と来場所につなげるように奮起を促した。(SANKEI EXPRESS)