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【日米首脳会談】アジア平和へ「新たな協力の序章」 融合し始めた「積極的外交」「リバランス」 (2/5ページ)

2015.11.20 08:00

首脳会談前に握手を交わす安倍晋三(しんぞう)首相(左)と、バラク・オバマ米大統領=2015年11月19日、フィリピン・首都マニラ(ロイター)

首脳会談前に握手を交わす安倍晋三(しんぞう)首相(左)と、バラク・オバマ米大統領=2015年11月19日、フィリピン・首都マニラ(ロイター)【拡大】

 両首脳は、18年ぶりに日米防衛協力のための指針(ガイドライン)が改定されたことや環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉の大筋合意が実現するなど経済、安全保障の両面で日米同盟の強化が着実に進んでいることを歓迎。パリでの同時多発テロを強く非難し、テロ対策に協力して取り組む。また、北朝鮮の核・ミサイル開発や拉致問題での協力を改めて確認。サイバーや気候変動問題での協力も進める。

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)の名護市辺野古移設では、日米合意を含め米軍再編を進めていくことも協議。日米豪や日米印、日米韓など複数国の枠組み協議でも連携を図り、地域の平和と安定に向けた取り組みを多角化する。

 ≪融合し始めた「積極的外交」「リバランス」≫

 安倍晋三首相とオバマ米大統領による7度目の首脳会談は、日米同盟が新たなステージに入ったことを印象づけた。両首脳の念頭にあったのは、南シナ海で覇権的な動きを強める中国の存在。会談では、日本の「積極的平和主義」と米国の「アジア・リバランス(再均衡)政策」が、対中を軸に融合し始めたことをうかがわせた。

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