サイトマップ RSS

【大相撲】理事長しのぶ千秋楽 遺志くみ「淡々と」 (2/3ページ)

2015.11.22 05:00

親方衆や関係者は、九州場所が行われている福岡国際センター前で北の湖理事長を乗せた霊柩(れいきゅう)車を見送った=2015年11月21日、福岡県福岡市博多区の福岡国際センター(中川春佳撮影)

親方衆や関係者は、九州場所が行われている福岡国際センター前で北の湖理事長を乗せた霊柩(れいきゅう)車を見送った=2015年11月21日、福岡県福岡市博多区の福岡国際センター(中川春佳撮影)【拡大】

  • 「横綱北の湖記念館」に設置された献花台に花を手向ける地元の人たち=2015年11月21日午前、北海道有珠郡壮瞥町(共同)

 会合では、八角事業部長(元横綱北勝海)の理事長代行就任を承認。北の湖部屋は師匠不在となったが、所属力士は千秋楽まで部屋の名称を変えずに土俵に上がる。後継が有力視される山響(やまひびき)親方(元幕内巌雄(がんゆう))が当面、師匠を代行する。

 自粛、黙祷予定せず

 協会トップが本場所中に亡くなるのは前例がないが、幕内優勝力士のパレードは予定通り実施。満員御礼の垂れ幕、関係者に配布する大入り袋なども自粛せず、黙祷(もくとう)も予定していない。玉ノ井広報部副部長(元大関栃東)は「理事長は土俵の充実を掲げ、仕事重視の考えだった。遺志をくんで決めた」と説明した。

 北の湖理事長の急死という衝撃とは対照的に、大相撲九州場所14日目はいつもと変わらず進行した。献花台は置かれず、黙祷や死去を悼む場内放送もない。普段と違う光景といえば、親方衆や取組を終えた力士らが喪章を着けた程度だろう。

「この世界で育てられた」

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。

ページ先頭へ