地中海上の仏原子力空母シャルル・ドゴールから発艦する戦闘機(フランス軍提供・ロイター=共同)【拡大】
フランスでは、パリ南郊の路上のごみ箱から、不審な爆発物とベルトが発見された。周辺は逃走中のテロ実行犯、サラ・アブデスラム容疑者が犯行後に潜んでいた可能性がある地域で、当局は関連を調べている。(ベルリン 宮下日出男/SANKEI EXPRESS)
≪米と掃討戦略すり合わせへ≫
オバマ米大統領は24日、米国を訪問するフランスのオランド大統領とホワイトハウスで会談する。パリ同時多発テロを受けたイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」掃討作戦での協力強化を確認。フランスはロシアとの連携も視野に入れているが、オバマ政権は米仏など有志連合による空爆強化や情報共有の拡大を重視しており、戦略のすり合わせが焦点となる。
両首脳は会談後、共同記者会見する。会談ではシリア難民の受け入れも議題となる見通しだ。