地中海上の仏原子力空母シャルル・ドゴールから発艦する戦闘機(フランス軍提供・ロイター=共同)【拡大】
アーネスト米大統領報道官は23日の記者会見で、ロシアによるシリアのアサド政権支援について「(内戦終結への)政治解決を遠ざける。有志連合の65カ国にとっての問題だ」と指摘。ロシアが攻撃対象をイスラム国に置くことが協力の条件だと重ねて強調した。
首脳会談に先立つ23日、有志連合の高官級会合が米国務省で開かれ、イスラム国への外国人戦闘員の流入防止や資金途絶のため情報共有を拡大することを確認した。
同席したバイデン米副大統領は同時多発テロを受け、さらなる攻撃を防ぐため情報面での協力を強化するよう呼びかけた。(ワシントン 加納宏幸/SANKEI EXPRESS)
≪トルコ、露戦闘機撃墜 領空侵犯か≫
トルコメディアは24日、トルコ・シリア国境地帯で、トルコ軍のF16戦闘機が領空侵犯した戦闘機を撃墜したと報じた。ロシア国防省は、撃墜された戦闘機はロシア軍の戦闘爆撃機スホイ24だと明らかにした。