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【湘南の風 古都の波】秋の光 映える天井 (3/4ページ)

2015.11.26 14:00

鎌倉彫がずっと前からあるように格天井になじむ=2015年11月7日、神奈川県鎌倉市長谷の光則寺(渡辺照明撮影)

鎌倉彫がずっと前からあるように格天井になじむ=2015年11月7日、神奈川県鎌倉市長谷の光則寺(渡辺照明撮影)【拡大】

  • 相伴客には立ったまま直接天目茶碗に湯を注ぎ、茶を点てる=2015年10月24日、神奈川県鎌倉市山ノ内の建長寺(渡辺照明撮影)
  • 茶碗を持つ手にも力がこもる=2015年10月24日、神奈川県鎌倉市山ノ内の建長寺(渡辺照明撮影)
  • 天目茶碗を渡す動きも流れるように正確だ=2015年10月24日、神奈川県鎌倉市山ノ内の建長寺龍王殿(渡辺照明撮影)
  • 1席の茶礼が無事、終了すると、全員が合掌する中、開山の頂相に僧侶が礼拝した=2015年10月24日、神奈川県鎌倉市山ノ内の建長寺(渡辺照明撮影)
  • 神奈川県鎌倉市

 方丈(龍王殿)の広間正面には建長寺開山の大覚禅師(蘭渓道隆)の頂相(肖像画)、そしてその左右に龍虎の図。三幅の掛け軸の前では、この日だけで17席の客が招かれた。

 茶菓は建長寺の梵鐘(ぼんしょう)のかたちの干菓子一対と甘辛く煮た一口大こんにゃく。天目台に乗せた天目茶碗(ちゃわん)にはあらかじめ抹茶が入れられている。茶菓と天目茶碗は「提給(ていきゅう)」と呼ばれる僧が運び、供給に手渡す。一つ一つの所作が寸分の違いもなく正確に流れていく。

 4人の供給は2組に分かれ、その2人1組の動きも左右対称の舞いのようだ。まず正客にお茶を点てる。このときは膝をつくが、相伴客には立ったままで点前を行う。客は天目台ごと茶碗を差し出し、点前を受ける。

 建長寺では毎年7月23、24日の開山忌法要の後、方丈に開山の掛け軸をかけ、昼食をいただく。「斎座(さいざ)」と呼ばれるこの食事もまた厳格な儀式である。四ツ頭茶会はこの斎座のうち、茶礼の部分を独立させたお茶の儀式だという。多くの人に禅院の茶礼を味わってもらうため、2003年の建長寺創建750年法要を期に復元され、以後毎年10月24日に盛大に行われている。

慌ただしい時の流れに疲れたら…

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