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「悪女」を通じて描く「神と人間」 青山真治、とよた真帆 舞台「フェードル」 (3/3ページ)

2015.11.28 13:00

「恋に狂う女性を笑いに来て」と話す青山真治(しんじ、右)さんととよた真帆(まほ)さん=2015年11月18日、東京都新宿区(長尾みなみ撮影)

「恋に狂う女性を笑いに来て」と話す青山真治(しんじ、右)さんととよた真帆(まほ)さん=2015年11月18日、東京都新宿区(長尾みなみ撮影)【拡大】

 現代社会の縮図描きたい

 「女性は周囲の価値観を変えていく存在。例えば女性が何を買いたいか、何を望むかをくみ取ることで世の中は動いていく」。その思いはとよた演じるフェードルを通じて「現代の人間社会の縮図を描いてみたい」という考えに至った。

 実は青山は、稽古に入る直前に体調を崩して入院。今回の作品で「神と人間」をテーマに据えたのは入院中、生きることと死ぬことについて思いをめぐらし、「語る資格がある」と考えたからだ。病床で慣れない絵を描き、神殿を模した舞台装置も考案した。

 とよたはそんな青山を、「体を顧みずに仕事に没頭する」と叱りながらも支える。最近、出版した著書「作りおき酢タマネギ&酢大豆おいしいレシピ」(主婦の友社)は、元は青山のためにまとめたレシピ集だった。今回の衣装は、結婚式で来たウエディングドレスをリメークする。「舞台で有効活用すればドレスも本望」。どこまでも二人三脚の夫婦は将来、劇団の旗揚げも考え始めている。(文:藤沢志穂子/撮影:長尾みなみ/SANKEI EXPRESS

 【ガイド】

 12月4~13日、東京芸術劇場シアターウエスト。問い合わせはジェイ.クリップ(電)03・3352・1616。

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