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伝統の民族衣装を現代風にアレンジ 進化するミャンマー (2/3ページ)

2015.12.15 11:00

右は深いVネックにブラウンと青みがかった灰色のコンビが落ち着いた印象を与えるマキシ丈のドレス。普段着でも活躍。左は民族衣装をイメージしたボックスドレスで普段着として気軽に着たい(※モー・ホムさんデザイン)=2015年7月3日、東京都内(藤沢志穂子撮影)

右は深いVネックにブラウンと青みがかった灰色のコンビが落ち着いた印象を与えるマキシ丈のドレス。普段着でも活躍。左は民族衣装をイメージしたボックスドレスで普段着として気軽に着たい(※モー・ホムさんデザイン)=2015年7月3日、東京都内(藤沢志穂子撮影)【拡大】

  • 蓮の茎から抜き出した繊維を紡いで糸にする布も広く使われている。織られたショール(右下)は素朴な肌触り。デモンストレーションも披露された=2015年7月3日、東京都港区(藤沢志穂子撮影)
  • 華やかな「パテイン傘」は竹や木材をフレームに綿やサテンをはって昔ながらの伝統品として作られている。大量生産できず、装飾品としても大人気=2015年7月3日、東京都内(藤沢志穂子撮影)
  • 右は綿・シルク混紡の手織り生地を使ったイブニングドレスにストライプが入ったオレンジ色のジャケットをあわせて。左は細いストライプ模様を散らしたスカートに紺のブラウス、大ぶりのペンダントがアクセント(※モー・ホムさんデザイン)=2015年7月3日、東京都内(藤沢志穂子撮影)
  • ミャンマー・シャン州で作られたコットンのスカーフ=2015年7月3日、東京都港区(藤沢志穂子撮影)
  • 民族衣装ロンジーの生地を貼り付けたブックカバー=2015年7月3日、東京都港区(藤沢志穂子撮影)
  • 左は「チン族」の衣装でチン族、サライン族など53の人種で構成。右は「カイン族」でカレン族、スゴー族など11の人種で構成=2015年7月3日、東京都内(藤沢志穂子撮影)
  • 左はシャン族の民族衣装をイメージしたトップスとスカート。ウエストの模様に特徴がある。右は普段のスタイルとしたい黒ブラウスにロングスカート(※モー・ホムさんデザイン)=2015年7月3日、東京都内(藤沢志穂子撮影)
  • チン族の民族衣装をイメージしたドレス。シルクの糸を裾に散りばめるなど細かい工夫を手作業で施しており、完成までに3カ月かかった(※モー・ホムさんデザイン)=2015年7月3日、東京都内(藤沢志穂子撮影)
  • デザイナー、モー・ホム(Mo_Hom)さん=2015年7月3日(藤沢志穂子撮影)
  • ミャンマー・首都ネピドー

 モー・ホムさんはミャンマーを代表するデザイナーとして「Mon Precieux」を率いる。ショーでは、ロンジーなどの民族衣装のスタイルと華やかな伝統の模様と、モダンなデザインを組み合わせたオリジナルが紹介された。手仕事がベースというファッションはイブニングドレスやワンピース、普段のセットアップなどスタイルはさまざま。女性の体を美しく見せる細身のシルエットは、今の時代に街中やパーティーで着ても違和感がない。満員の場内からはため息が漏れた。

 社会貢献事業も

 モーさんはニューヨークでデザインを学び、アパレル事業を立ち上げた後の2010年に帰国。故郷から世界にファッションを発信している。ミャンマー航空や学校の制服なども手がけるアパレルビジネスの傍ら、地方のかつての統治者だった祖父の遺産をもとにした財団も設立。女性の雇用創出、人身売買の撲滅、子供の教育をサポート。アヘンを育てていた農家を、お茶やトウモロコシの栽培で収入を得られるよう促すなどの社会貢献事業にも積極的だ。

 こだわるのは「メード・イン・ミャンマー」であること。「西洋化するだけではなく、ミャンマーに息づくスピリットは大事にしたい。自分のブランドを世界に広める一方、ミャンマー産品を活性化したいと思っています」と話す。

東京と変わらぬ姿

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