「トスカ」に初挑戦するソプラノ歌手、佐藤康子さん(提供写真)。(c)Yoshinobu_Fukaya【拡大】
ローマ女性の気質
「トスカはまさにローマっ子の気質そのものなので、親友のローマ出身の同僚を観察して研究しています。うれしい気持ちも、嫉妬も包み隠さず表現してしまう。嫉妬はコミュニケーションの一つなのです。トスカはローマの女性の気質を知らないと歌えない。強いだけじゃなく、一呼吸おいて考えて行動できない。一途で、愛らしさともろさが同居している女性です」
2007年からヨーロッパ、日本の数々のコンクールで入賞、徐々に仕事が入るようになった。しかし、日本人なのでどうしても日本人が主役の「蝶々夫人」が多い。
「大歓迎です。イタリアでも大人気で感動を呼ぶオペラです。先日、私の舞台を見て、若い一人の観客が泣きすぎて最後は見ていられず顔を覆っていたという話を聞きました。とてもうれしい」