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ベッキーやSMAP報道 「どうでもよいこと」に使われた私たちの時間 (4/4ページ)

2016.1.20 05:30

バンド「ゲスの極み乙女。」の川谷絵音(かわたに・えのん)さんとのスキャンダルについての会見を終え退室するベッキーさん=2016年1月6日、東京都新宿区(山田俊介撮影)

バンド「ゲスの極み乙女。」の川谷絵音(かわたに・えのん)さんとのスキャンダルについての会見を終え退室するベッキーさん=2016年1月6日、東京都新宿区(山田俊介撮影)【拡大】

 名誉毀損(きそん)は、それが事実であっても当事者が知ってほしくないことだと考えれば、法的には成立し得る。メディア報道の場合、それが取材段階で真実であると信じられ、その内容に社会的公開の意義つまり公益性があれば免罪される。その意味では、ベッキーさんやSMAPに関する報道は、多くの国民の世俗的関心を高めただけで、本来私たちが有益な情報として心に刻む作業に使うべき時間が、どうでもよいことに使わせられてしまっていることにこそ問題がある。(同志社大学名誉教授、メディア・情報学者 渡辺武達(わたなべ・たけさと)/SANKEI EXPRESS

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