参院決算委員会で、自らの金銭授受疑惑について答弁する甘利明(あまり・あきら)経済再生担当相。事実関係について「記憶があいまい」などと答弁する場面もあった=2016年1月21日、参院第1委員会室(斎藤良雄撮影)【拡大】
一方、菅義偉(すが・よしひで)官房長官(67)は21日の記者会見で、ニュージーランドで2月4日に開かれるTPP交渉の署名式に甘利氏を出席させる方向で調整していることを明らかにした。
ただ、自民党の派閥領袖は「表層的には難しい。辞めるとしてもタイミングも見極めないと。騒動が参院選近くまで続けば、影響は大きい」と述べ、辞任の可能性に言及した。
維新の党の松野頼久代表(55)は記者会見で、「決断されるのは早い方がいい」と述べ、早期辞任を要求。民主党の岡田克也代表(62)は党代議士会で「首相の盟友であり、主要閣僚の一人だ。首相の任命責任は当然ある」と述べた。民主党など野党4党は21日、河村建夫衆院議員運営委員長(73)に対し、甘利氏の説明が不十分だとして、22日午前の議院運営委員会理事会までに説明するよう申し入れた。