記者会見で閣僚辞任を表明した甘利明(あまり・あきら)経済再生担当相=2016年1月28日午後、東京都千代田区(宮崎瑞穂撮影)【拡大】
甘利氏は安倍政権の経済政策「アベノミクス」の牽引(けんいん)役として、成長戦略の要である環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)も担当。TPP交渉では昨年10月に大筋合意にこぎ着け、今通常国会でTPPの国会承認と関連法案の審議も対応することになっていた。第2次政権発足以降、任期途中で閣僚を辞任したのは4人目。
21日発売の週刊文春は、都市再生機構(UR)が担当する千葉県道の工事をめぐり、県内の建設会社とURがトラブルとなり、この会社の総務担当者が口利きの見返りに、甘利氏側に計1200万円の現金授与や飲食接待を行ったと報道。そのうち甘利氏本人が計100万円を受け取ったと伝えた。
≪首相慰留も…国会審議支障「耐え難い」≫
「政治家は結果責任であり、国民の信頼の上にある。秘書のせいと責任転嫁できない。政治家としての美学、生きざまに反する」
会見で甘利明(あまり・あきら)経済再生担当相は、ときどき言葉を詰まらせながら閣僚辞任を表明した。