衆院本会議で険しい表情を見せる甘利明(あまり・あきら)経済再生相(奥中央)。手前は答弁する安倍晋三(しんぞう)首相=2016年1月26日午後(共同)【拡大】
安倍晋三首相(61)は26日の衆院本会議の代表質問で、金銭授受疑惑が報じられた甘利明(あまり・あきら)経済再生担当相(66)の任命責任について「組閣に当たり、適材適所の閣僚を任命し、国政を力強く前進させる責任はもとより首相たる私にある」と述べた。甘利氏に対し「事実関係をしっかり調査し、国民に対して説明責任を果たしてほしい」と求めた。民主党の岡田克也代表(62)が首相の任命責任と説明責任を追及したのに対し答えた。甘利氏は28日に調査結果を公表する方針だ。
首相は政治資金問題に関し「内閣、与野党を問わず一人一人の政治家が自らの責任を自覚し、国民に不信を持たれぬよう常に襟を正し、説明責任を果たしていかなければならない」と指摘した。
衆院選挙制度改革で定数10減などを明記した有識者調査会の答申をめぐり「自民党はもとより各党が尊重し、真摯(しんし)に議論を行い、早期に結論を得ることで国民の負託に応えていくべきだ」と述べ、自民党を含む各党に議論の加速化を促した。衆院解散は「全く考えていない」とした。