日銀のマイナス金利導入を受け、長期国債の利回りが一時、過去最低の0.05%を記録した=2016年2月1日、東京都内(AP)【拡大】
保険会社への影響に関し、大手生保関係者は「学資保険など貯蓄性の高い保険商品の利回りを引き下げる動きが出てくる」と見込んでいる。保険料の値上げも出てきそうだ。
国民年金と厚生年金の積立金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は、運用資産の3割超を国内債券が占めている。野村証券の高橋泰洋シニアエコノミストは「GPIFが運用利回りを確保するために株式などの割合を高めれば、国民の年金が大きく損なわれるリスクも高まる」と指摘した。
住宅ローンや自動車ローンを新たに借りる際には、毎月の支払いが減るメリットが出てくる。3月ごろから適用される可能性が高いが、金利の引き下げ幅は限定的となりそうだ。企業向けの貸出金利も引き下げられる見通しだ。
≪資金は10年債などへ 長期金利、一時0.05%に≫
日銀がマイナス金利の導入を決めたことで、期間1年未満の短期金利だけでなく長期金利も急落しています。