北朝鮮が7日、事実上の長距離弾道ミサイルを発射した。北朝鮮は地球観測衛星「光明星4号」を軌道に進入させたと主張。米韓もミサイルの一部が宇宙空間に達したことは認めており、専門家の多くが成功との見方だ。打ち上げの画像は、前回を再現したかのようで“新味”はないが、2回連続で高い技術を証明、脅威が増大したといえそうだ。
米本土射程内に
北朝鮮は今回のミサイルを運搬ロケット「光明星号」とするが、前回「銀河3号」として発射した「テポドン2号」改良型によく似ている。
東倉里(トンチャンリ)の発射台の大型化に伴い、より大きい新型ミサイルが登場するとの観測もあったが、金正恩(キム・ジョンウン)第1書記は冒険より成功を優先したようだ。
政策研究大学院大の道下徳成教授は「同じことを2回やるというのは実は難しい。まぐれでないことを示し、軍事的に大きな意味がある」と指摘する。南方向への打ち上げは、地球の自転の力を利用できる東方向に比べて技術的に困難。さらに、今回の軌道を北に180度ひっくり返した先には、米国がある。