韓国の国家情報院は7日、北朝鮮が軌道に乗せたとする物体の重量は推定約200キロと国会に報告。韓民求国防相は射程が最大で1万3000キロに達するとの見方を示した。軍合同参謀本部は大陸間弾道ミサイル(ICBM)級で、米本土に届く可能性があるとした。
北朝鮮は「光明星4号」が高度494.6~500キロの極軌道を94分24秒の周期で回り、観測・通信機材を備えていると主張。正常に作動しているかどうか不明だが、韓国国防省関係者は「ミサイルの一部」が軌道に達したとの分析を示した。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)の的川泰宣名誉教授は「軌道に乗せたという意味では成功。前回より確実に性能が良くなった。打ち上げから軌道入りまでの時間が短縮されており、推進力が上がっているのでは」と推測する。
回収阻止へ爆破?
韓国国防省によると、1段目は分離の際に爆発、270余りの破片になって落下した。何らかの異常の可能性もあるが、米モントレー国際問題研究所のジェフリー・ルイス部長は「回収を阻止するために北朝鮮が切り離し後に故意に爆発させた可能性が高い」とみる。