レーベル名はイタリア語で優美な、優雅な、を意味するgrazioso(グラツィオーソ)。第1弾CD「ハープ・リサイタル~その多彩な響きと音楽」は、1月下旬にリリースされた。これから毎年1枚、録音していく予定だ。
「最初からレーベルを作ろうとしたのではありません。わがままかもしれないけれど。できれば今録音したい作品、やりたい曲をと思いました。それならレーベルを作ってしまったら、と話が持ち上がりました」
昨年4月に軽井沢で録音したのは12曲。このうち、ドビュッシーの「月の光」やリストの「愛の夢」など5曲は以前、フィリップスとソニーで録音している。
「17歳でのコンクール以来、演奏を続けて、レパートリーになっている曲ばかりです。30年やってきたものの中から、改めて残したい曲を選んで録音しました。オリジナル、小品、大曲の区別なく入れました」