仙台市立六郷中女子バスケット部OBの(左から)新関花菜さん(17)、坂本美咲さん(19)、三條幸恵さん(18)。5年が経ち、坂本さんは就職、三條さんは今春専門学校に、新関さんは高校3年生になり仙台の強豪高校でバスケを続け、それぞれの道を進む=2016年3月3日、宮城県仙台市若林区(鈴木健児撮影)【拡大】
去年11月、4年8カ月の仮設暮らしを終え、新居に引っ越した。「仮設住宅では3畳間に家族4人で寝ていたため、家が広くなっても結局同じ部屋に集まってしまうんです。人の目を気にして遠慮していた趣味のゴルフも、少しずつ解禁できればいいですね」と笑顔で話す。
≪宮城県名取市 岸野康太郎さん(大学生)≫
東日本大震災の津波で練習場が流されてしまった宮城県農業高校ボクシング部。入学から卒業までの3年間を農業用ビニールハウスの中のリングで練習したボクサーたちがいた。
その中の一人、岸野康太郎さん(20)は現在、専修大学(川崎市)ボクシング部に所属する。「高校時代と比べたら恵まれた環境で練習でき、感謝したい。高校の同級生と当時を振り返っても、手作りの練習場に文句を言ったことはない」
厳しいトレーニングで筋肉をつけ、階級を1階級上のバンタム級に上げた。「大学卒業後は、地元の宮城県か東京のどちらかで就職したい。とにかく今はボクシングに集中して5月に控える関東大学ボクシングリーグ戦で良い結果を残したい」とサンドバッグをたたきこんだ。(EX編集部/撮影:写真報道局 大西正純、鴨川一也、川口良介、鈴木健児、矢島康弘、桐山弘太、門井聡/SANKEI EXPRESS)