サイトマップ RSS

東日本大震災5年 遅れる復興住宅整備 入居者高齢化 「孤立防止」が急務に (3/4ページ)

2016.3.10 08:30

宮城県石巻市の新立野復興住宅=2016年2月27日、宮城県石巻市(鴨川一也撮影)

宮城県石巻市の新立野復興住宅=2016年2月27日、宮城県石巻市(鴨川一也撮影)【拡大】

  • 被災3県の復興住宅完成率=2016年1月31日現在。※福島県は福島第1原発事故による復興住宅は除く。
  • 宮城県気仙沼市、宮城県石巻市、宮城県宮城郡七ケ浜町

 誰にも気づかれず…

 餅つき、漫才、将棋、編み物など多様な催しで復興住宅に入居する高齢者らの交流を進めている増田敬さん(64)は、「顔ぶれは固定化していく。出てこない人にどう出てもらうか」と悩む。

 増田さんは昨年10月、隣の部屋で1人暮らしだった50代男性が自室で急死しているのを発見した。死後数日が経過。周囲と話すのが苦手そうだったので、なるべく話しかけていたという。「もっと早く気付いてあげられなかったのか」。今も自問自答している。

 復興住宅での孤立は1995年の阪神大震災で社会問題化した。阪神の復興住宅の高齢化率は2001年=40.5%、20年=48.2%。石巻市では昨年末時点で復興住宅の入居者の約35%が高齢者となっており、今後も上昇するのは間違いない。

 「阪神より復興住宅整備に時間がかかっている。仮設と復興住宅が混在し、被災者を取り巻く状況は阪神のときより厳しい」

「阪神より厳しい」

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。

ページ先頭へ