爆破テロが起きたブリュッセル国際空港に居合わせ旅行者が撮影した建物内部の写真。吹き飛んだガラスの破片が床に散乱している=2016年3月22日、ベルギー(AP)【拡大】
報道によると、空港での爆発は出発ロビーの重量超過荷物を扱うカウンターの近くと、続いて近くの喫茶店付近で起きた。英BBC放送などは現場にいた人の話として、「爆発の直前に、アラビア語で何か叫ぶ声と銃声が聞こえた」と伝えた。爆発を受け、空港は航空便の離着陸を停止して閉鎖された。
「恐れていたことが」
一方、欧州連合(EU)本部に近い地下鉄マールベーク駅でも爆発があり、市内の地下鉄駅は全て閉鎖されたほか、ブリュッセルのバス、路面電車も運行を停止した。
メディアの映像では、地下鉄とみられる車両がひしゃげて黒焦げになっており、強力な爆発物が使われたことをうかがわせた。居合わせた男性客は、顔に付いた血をぬぐいながら「大きな爆発だった。車両の中にはたくさんの人がいた」と話した。
ベルギーのミシェル首相は記者会見で、「恐れていたことが起きた。無差別攻撃に襲われた」と述べた。