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【ベルギー同時テロ】探知機なし 盲点突かれた厳戒態勢 (2/5ページ)

2016.3.24 08:00

ベルギー大使館前には半旗が掲げられ、警備が強化されていた=2016年3月23日午前、東京都千代田区(三尾郁恵撮影)

ベルギー大使館前には半旗が掲げられ、警備が強化されていた=2016年3月23日午前、東京都千代田区(三尾郁恵撮影)【拡大】

 だが、空港の爆発から約1時間、次はブリュッセルの地下鉄駅で爆発が発生した。「さらなる攻撃が起こることは常にあり得るが、これほどの規模は想像できなかった」。ベルギーのヤンボン内相は22日、テロを防げなかったことに苦渋の表情を浮かべた。ベルギーをめぐっては昨年11月のパリ同時多発テロを受け、ベルギーの治安体制に焦点があたった。2年前にもブリュッセルのユダヤ博物館が襲撃され、昨年8月のパリ行き国際特急列車での銃撃事件の容疑者はブリュッセルから乗車していた。

 政府は多発テロ後、治安体制強化のため4億ユーロ(約500億円)の拠出を表明した。しかし、以前から、オランダ語圏と仏語圏の対立で連邦制をとるベルギーでは警察を含む行政の部局間の連携に課題があるなどと指摘されていた。

 ヤンボン氏は「欧州で何かが動いていたのは承知していたが、この(テロの)情報はなかった」とも語った。今回のテロを受け、欧州として、その「首都」の治安をどう確保するかは大きな課題となりそうだ。(ブリュッセル 宮下日出男/SANKEI EXPRESS

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