なぜ?不人気すぎる「軍用ドローン操縦者」 人手不足…精神を蝕む苦痛 (5/6ページ)

2016.1.30 17:12

  • 米空軍が運用する軍用ドローン(無人機)RQ-1「プレデター」(米空軍HPより)
  • 米空軍が運用する軍用ドローン(無人機)MQ-9「リーパー」(米空軍HPより)
  • MQ-1「プレデター」の翼下に訓練用のミサイル(模擬弾)を装着する兵士ら(米空軍HPより)
  • 米海軍も軍用ドローンの本格導入に乗り出している。写真は空母からの離着艦が可能なX-47(米海軍HPより)
  • 米空軍が運用する大型軍用ドローンRQ-4「グローバル・ホーク」。北朝鮮のミサイル発射などの警戒監視のため、日本の米軍三沢基地にも配備されている(米空軍HPより)


 最初の宇宙飛行の際、危険性を考慮してロケットに人間ではなくチンパンジーを乗せてテスト飛行したことで、元戦闘機パイロットだった宇宙飛行士たちは、他のパイロットたちから揶揄される。「最初の飛行は、サルがやったんだってな」。

 彼らがピラミッドの頂点とするテストパイロットの仕事は、何百億円という費用のかかった高価な試作機の性能の限界を探り、墜落させずにテストデータを持ち帰ることだ。

 突然エンジンが止まる。音速で飛んでいた最新鋭機がレンガのように落ちていく。さあ何をするべきか。補助翼で姿勢を立て直すのか、あるいは急降下で揚力を取り戻すのか、エンジンの再始動を試みるのか。重要なのは、「次に何をしたらいいのか」だ。

 狭い操縦席の座席にベルトで縛り付けられ、急激なG(加速)に苦しみながら、死や危険に臆さず正しい解答を導き出せる勇気と冷静さ、判断力、洞察力…。こうした“正しい資質”を持つのが最高のパイロットだというわけだ。

そんなパイロットの目に、ドローンの操縦者がどう映るか…

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