俺は「パイロット」なのか?
そんなパイロットの目に、ドローンの操縦者がどう映るか。パイロットたちが最も重視する「肝っ玉が据わっていること、男らしい度胸」(ザ・ライト・スタッフより)が不要で、操縦士でありながら空を飛ばない…。それは果たして「パイロット=操縦士」なのか。
仲間にして最大の理解者であるはずのパイロットたちからは落伍者扱いされ、苦悩に見合った評価を得ることがない。これでは配置転換を望むのも当然だ。
米軍ではボーナス施策のほか、空軍の航空学校の卒業生の一部を自動的にドローン操縦任務につかせることを決めたが、そもそもパイロットという職業を選ぶ人間は一人残らず、自分が空を飛びたいのだ。一方で軍の偵察や情報収集へのニーズは戦場以外でも高まっている。需要と供給のギャップを埋めるのは難しそうだ。