そのため、フランスのギョーム・ギャロ農務大臣は「アマゾンの決定は遺憾である」と非難。さらに「私は動物の幸福を尊重しながら、長年にわたり素晴らしい製品の品質維持に努めるわが国の(フォアグラ)生産者の努力を示したい」と訴えました。
とはいえ、現在、イギリスと、EU加盟28国中23国がフォアグラの生産のもとになる「強制給餌」を法律で禁止している状況下では、フランスの主張にはかなり無理があります。フランスの動物愛護団体の代表は「フランスは動物虐待(の残虐性)について目を見開け」と主張しています。
フランスVSアマゾン、というか、欧州VS米巨大ネット企業という闘いは今後、さらに激しさを増しそうです。(岡田敏一)
【プロフィル】岡田敏一(おかだ・としかず) 1988年入社。社会部、経済部、京都総局、ロサンゼルス支局長、東京文化部どを経て現在、編集企画室SANKEI EXPRESS(サンケイエクスプレス)担当。ロック音楽とハリウッド映画の専門家。京都市在住。