日銀、割れる物価上昇目標 政策委 「慎重派」増す存在感 (1/2ページ)

2013.11.29 05:32

 日銀の政策委員の間で、2%の物価上昇目標をめぐる見解の相違が際立ってきた。10月末に決めた「経済・物価情勢の展望(展望リポート)」には、2年後の達成に懐疑的な3委員が反対。市場では目標実現のため日銀が追加緩和に踏み切るとの観測が広がる。28日の外国為替市場では、反対した白井さゆり委員の発言をきっかけに、円安が1ドル=102円台と半年ぶりの水準まで進んだ。

 「躊躇(ちゅうちょ)することなく追加緩和するべきだ」。27日、徳島市で講演した白井氏の発言が伝わると、海外市場を中心に円安が進行。白井氏は物価目標の達成に「ある程度の時間を要する」と述べ、経済や物価の先行きに下振れリスクがあるとの考えを強調した。

 木内登英委員は一段と慎重な見解を持つ。26日の講演で「2年程度での達成は容易でないだけでなく適当でもない」と指摘。「物価安定目標に向かった道筋を順調にたどっている」と話す“強気派”の黒田東彦(はるひこ)総裁に異を唱えた。

9人の政策委員内で“慎重派”が存在感を増している

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。