特区指定で弾み
一方、京浜急行空港線、東京モノレールの天空橋駅のある空港跡地開発は長年の懸案となっていた。11年に総合特区制度で東京都のアジアヘッドクォーター特区の一部に指定されたが、まだ荒れ地の手付かずのまま。だが、今年4月に大田区が国家戦略特区に指定されたことを契機に開発計画を加速し、規制改革を活用した具体的なプランを今年度末までに策定する方針だ。海外から企業・人材を呼び込み、国際的な精密加工・研究開発ニーズに対応できる拠点づくりを進める。
天空橋駅のある敷地西端の第1ゾーン(約20ヘクタール)では、駅周辺に防災拠点を兼ねた多目的広場を設置するとともに産業交流施設「羽田グローバルアライアンスセンター(仮称)」を建設する予定。20年までの完成を目指す。その東側の第2ゾーン(約17ヘクタール)は、環状8号線を多摩川沿いに移設し、国際線旅客ターミナルに隣接する敷地を生み出してからホテル・複合業務施設エリアとして開発する。