伊ACミランも中国資本が買収か
当局の方針に呼応するかのように、中国の大手企業が狙いを定めたのが欧州の強豪サッカーチームだ。中国の不動産系複合企業大手で、映画館やショッピングモールも展開する大連万達集団(ワンダ・グループ)は今年1月、スペイン1部リーグでFCバルセロナなどと優勝を争うアトレチコ・マドリードの株式20%を約60億円で取得。以降、オランダ1部リーグの古豪ADOデン・ハーグを中国企業が買収し、1月下旬には経営者の中国人が同チームの会長に就任した。
さらに4月に入って、日本代表の本田圭佑選手が所属するイタリア1部リーグの名門、ACミランのオーナーで同国元首相のベルルスコーニ氏が、ミランの株式75%を中国企業に売却する方針を語ったと伊メディアが報道。ミランは現時点で否定しているのものの、アトレチコに出資したワンダ・グループや、電子商取引大手アリババグループなどが買収に名乗り出ていると噂されている。
また、ワンダ・グループによる英プレミアリーグのチームへの出資もささやかれていたほか、フランスリーグでも中国企業によるチーム買収話が進行中とされる。