買収までいかなくとも、欧州チームのスポンサーとなる中国企業も増加。胸に中国語の広告が入ったユニホーム姿はすでに珍しい風景ではなくなった。
中国大手企業による国内リーグへの投資も余念がない。アリババグループが2014年に強豪チームの広州恒大の株式50%を数百億円で取得。他のチームも不動産大手などが資金を拠出している。各チームは潤沢な資金にものを言わせ、南米や欧州の選手獲得を加速している。
数年前までは欧州リーグで年齢的なピークを過ぎたかつての一流選手を招くケースが多かったが、ここ1~2年は南米などの若手選手を多額の移籍金を支払って獲得するケースも増加。今年1月には現役のブラジル代表のリカルド・グラール選手を中国では最高額となる移籍金20億円超で獲得した。
今年冬の移籍市場で、中国の移籍金総額は日本のJリーグをはるかに上回り、英国に次いで世界で2番目だったとされている。