備蓄米などの試食をする小泉進次郎農林部会長=16日午後、東京・永田町の自民党本部(斎藤良雄撮影)【拡大】
自民党の小泉進次郎農林部会長や西川公也農林水産戦略調査会長ら農政関連の幹部議員が16日、党本部で政府備蓄米の試食会を開いた。北海道産新米、米国産新米、国産の平成22年産と25年産の備蓄米のにぎり飯が用意され、食べ比べた小泉氏は「作った人のことを考えると古米もうまいが、やっぱり新米がおいしい」と、いまいち歯切れが悪かった。
環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の発効後のコメの輸入増をにらみ、自民党が検討している備蓄制度見直しに理解を得る狙いがある。