「三重=伊勢志摩」と誤解されるかも… サミット近づく三重県を“裏読み” (4/7ページ)

2016.5.2 17:25

 たしかに三重県では主に関西弁が話されるなど、生活・文化的に近畿地方と深い関係がある。県西部の伊賀地方ではそれが顕著だ。名張市などは大阪のベッドタウン化しており、名張署員より同署管内在住の大阪府警の警察官の数が多いとまことしやかにささやかれている。

 ただ一方で、四日市市などの県北部や津市などの県中部は名古屋との経済的な結びつきが強く、名古屋に通勤・通学する県民も少なくない。また、三重県を中部地方の管轄とする国の出先機関も多く、これが実態なのだろう。

 さらに状況を複雑にしているのが、県最南端の紀州の存在だ。三重は南北に長い。尾鷲市、熊野市などがある紀伊半島南部は大阪からも名古屋からも遠く離れており、県内の他地域とも生活・文化が異なる。むしろ和歌山県南部に近い。

 人口では熊本県、鹿児島県上回る

 こうして見てくると、三重県が何とも中ぶらりんな存在に映ってしまう。なぜだろう。

 求心力のある大きな都市が存在しないことも理由に挙げられるのではないか。三重県の人口は約182万人で、熊本県の約179万人、鹿児島県の約165万人(いずれも平成27年10月現在)を上回る。

津市の人口は約29万人に過ぎない。情報の発信力では…

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