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【This Week】(11月4~10日) 中国が3中総会 「反テロ」と経済改革狙う

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【This Week】(11月4~10日) 中国が3中総会 「反テロ」と経済改革狙う

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 中国共産党が中長期的な経済政策を決める第18期中央委員会第3回総会(3中総会)が11月9日、開幕する。総会では天安門前で起きた車両突入事件を受けた「反テロ闘争」展開と、国民経済底上げに向けた総合改革の両立を狙う。しかし政治と経済で方向感の異なる手法に国民の支持を得ることは難しく、習近平(しゅう・きんぺい)指導部の求心力向上は見通せない。

 世界が注目する重要会議を前に起きた車両突入事件で習指導部の権威は大きく傷ついた。事件をテロと断定し、メディアやインターネットの規制で指導部批判を抑え込むなど一段と政治面の引き締めを図りつつ、国際社会を巻き込んだ「反テロ闘争」を繰り広げ、3中総会を乗り切る構えだ。

 中央と地方の政府機能の見直しなど行政改革にも意欲を見せるが、抜本的な政治改革は望めず、民主化運動や少数民族の抗議に対する強硬姿勢を続けるとみられる。

 一方、経済面では党総書記と国家主席を兼務する習氏が、10月29日に開いた党中央政治局会議で1978年の3中総会が決めた改革・開放路線を堅持し、改革深化で「中華民族の偉大な復興という中国の夢を実現する」と強調した。

 中国は高度成長を遂げ、世界第2の経済大国となったが、不動産バブルや大気汚染の深刻化などの弊害が深刻化。経済成長力にも陰りが見えている。

 3中総会で習指導部は、経済健全化に向けた構造改革案を議論するとともに、安定的な成長を実現するため、金融自由化のほか、エネルギーや鉄道など国有企業が独占する分野で民間の参入を認めるなどの規制緩和策を検討する見込み。(北京 共同/SANKEI EXPRESS

 ■3中総会 5年に1回開催の中国共産党大会の約1年後に開かれる党中央委員会第3回総会。1978年の第11期3中総会で改革・開放路線を決定後、中長期的な経済方針を決める会議として定着した。今回の総会では昨年11月の党大会で選ばれた中央委員205人と中央委員候補171人のうち、その後失脚した数人を除くメンバーに出席資格がある。(北京 共同)

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