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井浦新作品集「祇園會-蘇民将来-」
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井浦新作品集「祇園會-蘇民将来-」 日本三大祭の一つに数えられ、夏の京都を彩る「祇園祭」。7月のひと月をかけて行われるこの祭りは、ハイライトの山鉾巡行や神幸祭の神輿渡御など見どころが多い。SANKEI EXPRESSの月1回の連載で日本の祭りや伝統工芸の匠(たくみ)の写真作品を発表する俳優でクリエーターの井浦新(いうら・あらた)さん(39)が昨年(2013年)の祇園祭を撮影、初の写真作品集を出版した。
京都の神社や伝統文化などが好きで、フィールドワークのため約10年前から京都に通い続ける井浦さんは、昨年(2013年)京都国立博物館の文化大使に就任するなど京都と縁が深い。
今回の写真集は、祇園祭をテーマに撮りおろした10カットの候補作から4カットを選択。版画のような手法で、版を作りそこにインクを入れて和紙に直接刷る写真プリント技術「コロタイプ」を用いて、職人が一枚一枚印刷した。滑らかで深みのある質感が特徴で、昔の絵はがきのようなどこかレトロな雰囲気が漂う作品に仕上がっている。
国宝や重文の複製づくりなどに長く携わり、その技術を守り伝える便利堂(京都市中京区)が担当した。井浦さんは昨年(2013年)、日本の伝統文化や伝統工芸の活性化を図ろうと「匠文化機構」を設立。手仕事によるものづくりを伝える活動を行っていることから、便利堂とのコラボレーションが実現した。
「作品を入れている表具も表具師によるもので、すべて京都の手仕事で作られた」と話す。30部限定で、3万6750円。問い合わせは、便利堂商品センター(電)075・223・8909。(田中幸美(さちみ)/SANKEI EXPRESS (動画))