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和の素材と相性の良い「塩尻マスカット・ベーリーA2012」 青木冨美子

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和の素材と相性の良い「塩尻マスカット・ベーリーA2012」 青木冨美子

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和の素材と相性の良い「塩尻マスカット・ベーリーA(MBA)_2012」(左)=2014年5月27日(青木冨美子さん撮影)  【ワインのこころ】

 今月(8月)4日、『国産ワインコンクール2014(JWC)』の受賞ワインが発表されました。対象ワインはすべて国産ブドウ100%です。

 世界最優秀ソムリエのパオロ・バッソ氏が5月に来日した折、輸入元のサントリーが“日本ワインと和食のマリアージュ”セミナーを開催しました。その時に試飲した『塩尻マスカット・ベーリーA(MBA) 2012』=写真左=が、JWC2014で晴れの金賞をゲット! 本鮪(中トロ)と筑前煮=写真手前=との相性が良かったので、今回はそれについての情報をお伝えします。

 MBAは日本の風土に合わせて開発された日本固有の黒ブドウです。バッソさんは塩尻MBAについて「デリケートでスモーク、ブラックベリーやグリーンペッパーの香りがあります。程よい酸味がフレッシュ感とダイナミックさをもたらし、マリアージュにとって大事なタンニンは繊細。余韻は中程度で軽く飲んでもらえるのが魅力」と語りました。

 本マグロとの相性に関しては「脂分がどれだけあるかが大事です。MBAのタンニンの強さのバランスがとても良く、脂分がタンニンを包み込む感覚があります」と。筑前煮については「鶏肉にしても皮と身の部位があり、野菜もレンコンやニンジン、ゴボウ、シイタケなどが入っているので味が複雑です。脂分の多い鶏皮中心ならMBAとの質感と良く合い、野菜と鶏肉(身の部分)がメーンなら、かみのやまメルロ2011=写真右=と良いバランス」とコメント。

 ここではワインのタンニン分と口中に広がる食材の脂分が1つのポイントになっていました。おウチご飯に活用できるヒントになればうれしいです。(ワインジャーナリスト 青木冨美子/SANKEI EXPRESS

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