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細胞の酸化防ぎ 美白・夏バテにも 麻婆トマト 

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細胞の酸化防ぎ 美白・夏バテにも 麻婆トマト 

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麻婆トマト。※184kcal、塩分1.6グラム(1人分)  この連載で以前にも書きましたが、私はトマトが大好きで、離乳食から始まりこれまでの人生でトマトを食べなかった日は、ほとんどないほど。そのおかげか、風邪をひいて寝込むようなこともないし、どちらかといえば色白の肌。うっかり日焼けをしても、ひどくなったことはありません。

 「もしかしてそれはトマトのおかげ?」と思うようになったのは、トマトに含まれる栄養成分「リコピン」の存在を知ってからです。大学で栄養学を学んでいる時には聞いたことがありませんでした。比較的、最近になっていろいろな研究がされているカロテノイド色素のひとつです。トマトは特に含有量が多く、他の食品ではスイカに含まれています。

 私たちは呼吸をし、酸素を得て生きていますが、酸素には細胞を酸化させ、老化や動脈硬化、がんなどの生活習慣病を引き起こす作用もあります。それを防ぐのが抗酸化作用をもつ栄養成分です。リコピンのその力は強く、β-カロテンの2倍、ビタミンEの100倍ともいわれています。美白効果があることもわかっています。

 リコピンはトマトが赤ければ赤いほど含有量が多く、トマトの水煮やトマトジュースでも得ることができます。リコピンは脂溶性なので、油脂と組み合わせると吸収がよくなります。サラダにしてドレッシングをかけたり、今回の料理のように炒め煮にすると効率よく摂ることができます。

 トマトはその他、疲労物質である乳酸を作りにくくするクエン酸、汗で水分とともに失われるカリウムも補えます。夏の美白対策だけでなく、夏バテ予防・解消にもぜひ、トマトを取り入れたいものです。(文:管理栄養士 牧野直子/撮影:田中幸美(さちみ)/SANKEI EXPRESS

 ■まきの・なおこ 料理家、管理栄養士、ダイエットコーディネーター。「スタジオ食」代表。1968年、東京生まれ。女子栄養大学卒。おいしくてからだに優しく、元気になるレシピ、健康的なダイエット方法まで提案し、幅広く活躍中。著書も多数で、近刊は「エネルギー早わかり第3版」(女子栄養大学出版部)、「新・魚を食べる健康法」(マガジンハウス)。

 ≪麻婆トマト≫

 ※184kcal、塩分1.6グラム(1人分)

 【材料】(2人分)

トマト       2個(くし型に切る)

豚ひき肉      100グラム

しょうが      1/2かけ(みじん切り)

にんにく      1/2かけ(みじん切り)

長ねぎ       1/4本(みじん切り)

にら        1/8束(粗みじん切り)

[合わせ調味料]

 水        1/8カップ

 鶏ガラスープの素 小さじ1/4

 豆板醤      小さじ1/4

 甜面醤      小さじ1

 しょうゆ     大さじ3/4

サラダ油      小さじ1/2

かたくり粉     小さじ1/2(同量の水で溶く)

ごま油       小さじ1/2

粉ざんしょう    少々

 【作り方】

〔1〕フライパンに油を熱し、ひき肉をポロポロになるまで炒める。しょうが、にんにく、長ねぎを加えてさらに炒めて、香りが立ったらトマトを入れてさっと炒める。

〔2〕合わせ調味料を回し入れて、3分ほど煮る。水溶きかたくり粉を加え、とろみをつける。

〔3〕にらを加え、ごま油を回しいれて器に盛り付け、好みで粉ざんしょうを振る。

 【ワンポイント】

☆甜麺醤がなければみそで代用する。

 ≪冬瓜のかきたまスープ≫

 ※52kcal、塩分1.1グラム(1人分)

 【材料】

冬瓜       1/16個(短冊切り)

きくらげ     2枚(戻して細切りにする)

卵        1個(割りほぐす)

鶏ガラスープの素 小さじ1

水        1と1/2カップ

塩・こしょう   各少々

 【作り方】

鍋に冬瓜ときくらげ、鶏ガラスープの素、水を入れて火にかける。冬瓜に火が通ったら卵を回し入れ、ふわっと浮いてきたら、塩・こしょうで味を調える。

 【ワンポイント】

☆きくらげはしいたけ、しめじに代えてもよい。

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