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【小渕氏問題強制捜査】自民「擁護も限界」 議員辞職の公算

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【小渕氏問題強制捜査】自民「擁護も限界」 議員辞職の公算

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辞任表明の記者会見で、資料をみせながら説明する小渕優子前経済産業相=2014年10月20日、東京都千代田区霞が関の経済産業省(大橋純人撮影)  ≪特捜部が強制捜査≫

 自民党の小渕優子前経済産業相(40)=群馬5区=が、自らの関連政治団体の不透明な収支問題の責任を取り、議員辞職する公算が大きくなった。自民党幹部は30日までに「小渕氏の将来を守るためには議員辞職しかない」と語った。30日には東京地検特捜部が強制捜査に入った。小渕氏側は議員辞職を否定したが、党内は小渕氏を擁護するのも限界に来ているとの声が強まっている。

 小渕氏は30日、所属する自民党額賀派の総会を欠席。30日朝には、額賀派会長の額賀福志郎元財務相(70)に電話で「国会議員としての本来の職務と使命をまっとうしたい」と伝えた。

 小渕氏の事務所はコメントを発表、「大変な心配をかけたことをおわび申し上げる」とした上で「議員本人が議員辞職を検討しているとの誤報があった。このような事実無根の報道がなされたことに驚いている」と記した。

 谷垣禎一(さだかず)幹事長(69)も国会内で記者団に対し、小渕氏の進退に関し「そういう議論をするのはちょっと早い」と語った。

 しかし、捜査の手が伸びてきたことで、議員辞職は避けられないとの見方は強まるばかりだ。閣僚経験者は「特捜部はよほど事実関係を固めていないと家宅捜索しない。小渕氏は逃げられない」としている。

 小渕氏に早期の議員辞職を促す声は、東京地検が強制捜査に入ったことで、実質的な会計責任者だった元秘書らに刑事責任が及ぶ可能性があり、早めに出直したほうが政治生命の傷は浅く済むという判断がある。

 安倍晋三首相(60)は30日の衆院予算委員会で、小渕氏と松島みどり前法相(58)の辞任について「任命責任者として深く責任を感じている」と述べた。小渕氏らに対しては「国民から負託を受けている国会議員として説明責任を果たしてほしい」と述べた。

 小渕氏は、首相だった父、恵三氏の急死を受けて、2000年の衆院選で群馬5区から立候補し初当選。戦後最年少の34歳で麻生太郎内閣の少子化担当相に起用された。今年9月の内閣改造で経産相に就任したが、1カ月半後の今月20日に辞任した。(SANKEI EXPRESS

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