同店では、りんごに含まれる「りんごポリフェノール」をおいしく、効果的にとることができるオリジナルメニューを提供する。りんごポリフェノールには、健康分野での可能性が期待されているプロシアニジンが含まれており、アサヒグループでは２５年前から本格的な研究を行ってきた。

　オープンに先立ち、アサヒグループホールディングス・研究開発部門ゼネラルマネジャーで農学博士の佐見学さんは、「りんごは古くから世界中の国々で愛され、多くの人びとに食されてきた果物の一つ。豊富な栄養素を含んでおり、ヨーロッパでは“一日一個のりんごは医者を遠ざける”と言われるほどです。りんごの研究を続けるアサヒグループからの新提案として、今回、本店舗をオープンしました」と開店への経緯を説明した。

　店舗では、フードとして「スモークチキンとりんご　赤キャベツ　くるみのサラダ」「りんごとじゃがいものビシソワーズ」「カマンベールチーズとハム　りんごのクロックムッシュ」「豚フィレ肉のステーキグラタン　りんごのソース」、デザートにはりんごソテーがのせられた「アップルパイ　バニラのアイスキャラメルソース」など、りんごづくしのメニューが並ぶ。

　ドリンクも「りんごスムージー」やりんごで作られた「シードル」や「アップルワイン」を使ったハイボールなどが用意され、まさに“りんご一色”のカフェとなっている。（ニュースペース・コム編集部、写真も／ＳＡＮＫＥＩ　ＥＸＰＲＥＳＳ）