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世界最大のホテルチェーン「スターウッド ホテル&リゾート」 「SPG」活用 ワンランク上の海外旅行を実現
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ウェスティン・シンガポールのインフィニティ・プール(提供写真) いつもの出張や旅行をもっと快適でラグジュアリーなものにしたい-。そんな願いをかなえてくれるのが、9つのホテルブランドを世界100カ国で展開し、1200軒以上を傘下に収める世界最大のホテルチェーン「スターウッド ホテル&リゾート」の会員プログラム「スターウッド プリファード ゲスト(SPG)」。昨年秋からは、アメリカン・エキスプレスと提携した「スターウッド プリファード ゲスト(R) アメリカン・エキスプレス(R)・カード」の発行が日本でも始まり、より便利になった。今回、シンガポールでその会員プログラムを体験してみた。
最近、人気の観光スポットとなっているシンガポール。滞在したのは、島の南端、美しいマリーナ・ベイに位置するウェスティン・シンガポールだ。
ウェスティンの最大の特徴は上質のサービスにより、ゲストに快適な空間を提供する“心地よさ”にある。ロビーには心和む音楽が静かに流れ、ホワイトティーの香りがほのかに漂う。
ゲストの健康を第一に考えた視点に立っており、至福の寝心地が得られる「ヘブンリーベッド」をはじめとする独自の「ヘブンリープログラム」が組まれている。シーツ、クッション、枕と、どれもが快適でグッスリと熟睡できる。
食にも徹底したこだわりがあり、食材の組み合わせを工夫することでより効果的に栄養を養える「スーパーフード」プログラムが導入されている。旅先で不規則になりがちな食事までサポートしてくれる。
また、ジムやプールなどのエクササイズはもちろんのこと、「ラン ウェスティン・プログラム」として5キロと8キロのオリジナル・ランニングマップを配布している。ランニングコンシェルジュがリードしてくれるため、初めての街でも安心だ。
今回はスターウッド ホテル&リゾートの最高級のカテゴリーに入るホテルブランド、セントレジス・シンガポールと、セントーサ島にあるWホテルも視察した。
セントレジスは格式ある5つ星のラグジュアリーホテルにふさわしく、ゴージャスな内装。館内の至る所に絵画や彫刻が飾られ、まさに、セレブのためのホテルだ。宿泊客全員がバトラー(執事)サービスを利用できるのも特徴だ。
一方、Wホテルは最新鋭のブティックホテルブランド。ファッション、ミュージック、アトラクションといったコンセプトで、デザインにこだわりを持つ比較的若い層向けに館内の至る所に遊び心あふれる仕掛けがあり、クリエーティブで刺激的な空間が広がる。
これらのスターウッド系ホテルを一層、魅力的にしているのが、独自の会員プログラム「SPG」だ。会員(無料)になれば宿泊や食事で利用するごとにスターポイントが獲得でき、一定の条件を満たすごとに、プリファード→ゴールド→プラチナとグレードが上がっていく。また、年会費3万1000円(税別)の「スターウッド プリファード ゲスト(R) アメリカン・エキスプレス(R)・カード」の会員になれば、最初からゴールド会員の資格が得られる。たまったポイントは客室のグレードアップや除外日なしの無料宿泊、航空会社への無料航空券への交換が可能だ。毎年のカード更新時には1泊分の無料宿泊特典が付くため、年に1度はホテルを利用する人なら、簡単に元が取れてしまう。
さらに、ユニークなのは「SPGMomentsTM」というオークション形式の特典交換サービスだ。例えば、F1グランプリのパドックに入れたり、コンサートのバックステージに入れたりと、そこでしかできない貴重な体験を得ることができる。
出張の多いビジネスマンは、これらの特典を家族サービスに使うのもいい。よりスマートに旅を楽しみたい人にとっては、必携のカードといえそうだ。(本間普喜(ひろき)/SANKEI EXPRESS)
カードに関する問い合わせ、申し込み、詳細は(フリーダイヤル)0120・476267。www.spg.com/amexjp