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科学
雪景の温泉にサル 枯山水の庭園紹介 アニマルプラネット「元日:日本スペシャル」
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世界的な注目を集め、紹介されるニホンザル(「最後の楽園:日本」、アニマルプラネット提供)。(C)NHK
「野生動物の世界」というとどうしても、サバンナや熱帯雨林をイメージしてしまう。ライオンやチンパンジー、キリンやナマケモノ…。エキゾチックで珍しい動物たちに目を奪われがちだが、実は日本も、海外から見れば珍しい動物にはことかかないエリアだ。
南北3000キロメートルに広がり、起伏に満ちた日本は、亜寒帯から亜熱帯、低地から高地まで、さまざまな自然を誇る。これほどに多様な自然を抱く地域は、世界にもそうそう例がない。日本は生物多様性の「ホットスポット」として世界のワイルドライフウオッチャーから熱い注目を集める国なのだ。
代表選手はご存じ、世界では「スノーモンキー」の呼び名で知られるニホンザル。サルのほとんどは暖かい地域に住んでいる。そんな彼らが雪景色の中にいることだけでも世界の人には驚異だ。しかもこのサルたちは、「温泉」に浸かって温まっている。日本人は不思議にも思わないが、海外の人から見たら、「雪景にサル」「温泉にサル」というのはとんでもなく珍しい光景なのだ。
来年1月1日のアニマルプラネットでは「元日:日本スペシャル」として、世界が見た日本の自然・動物を特集する(午後2時から8時ほか)。さまざまな海外番組の中から日本に注目した6番組を放送。ニホンザルをはじめ、オオサンショウウオやタンチョウなどの日本ならではの動物を、世界がどれだけ驚きの目をもって見ているかをこの特集でなぞってみると、新鮮な視点で日本を眺めることができるに違いない。
野生動物だけでなく、日本の庭園も世界の注目の的。「世界の庭園80選」では、京都の龍安寺や東福寺の枯山水をイギリス人ナビゲーターが見て歩く。ロジカルに説明するのに苦心している様子ながらも、枯山水の精神への敬意にあふれた彼の案内に、見ているこちらも日本の庭園に新たな魅力を感じるようになるから不思議だ。
また、ツリーハウス職人としてカリスマ的な人気のピート・ネルソンも日本を訪れる。日本におけるツリーハウス作りの第一人者、小林崇氏とピートは20年来の盟友なのだ。
ピートが日本各地にある小林氏の作品を、本人とともにめぐる旅に密着したのが「仰天!日本のツリーハウス」。都会の真ん中にある樹上のバーや、那須高原の茶室風ツリーハウス、熱海にある日本最大規模のツリーハウス…。
2011年に津波被害を受けた宮城県東松島市にあるのは、再生の象徴である竜をイメージしたツリーハウスだ。ピートは、アメリカで作るツリーハウスとはひと味もふた味も違う小林氏の作品を堪能し、そこに込められた思いを聞く。