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【「日本の食」未来へつなぐ】(8-1) 料理研究家・松田美智子さん 和歌山・三重の旅
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山椒(さんしょう)の木の下で語らう料理研究家、松田美智子さん(左)と、農園を営む宇城哲志さん=2014年12月19日(長谷川みず穂さん撮影) 命をつなぐ「食」。和食がユネスコ無形文化遺産にも登録されるなど、日本の食文化の豊かさが改めて見直されてきた。一方で、効率化や少子高齢化の波に押され、食文化の継承に欠かせない食材作りの担い手たちが消えつつあるという現実もある。それでも、伝統的な味を未来へと受け継ぐために奮闘する生産者たちは日本全国にたくさんいるはずだ。
守る、伝える、創り出す-。
山椒(さんしょう)の木の下で語らうのは、松田美智子さん(59)と、農園を営む宇城哲志さん(40)。「きちんとした食材」を求めて全国を歩いてきた松田さんとともに、和食の味を支えてきた香味料や調味料の作り手たちを訪ねた。(取材・構成:塩塚夢/撮影:写真家 長谷川みず穂/SANKEI EXPRESS)