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【笑顔泥棒~ガールズフォト講座】すてきなお菓子 食す前に写す
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鯛が泳いでいるように少し斜めにすると良いでしょう。影が柔らかくでる場所を選んで撮影しましょう(須藤夕子さん撮影)。※お菓子:梅林堂の満願成就 お正月休みには実家や親類のお宅に行くときにお菓子を持っていったり、お客さまからいただいたりと、箱詰めされたお菓子を食べる機会も多かったかと思います。そんなとき、すぐに食べてしまいたい気持ちを抑えて、写真を一枚撮ってみるのはいかがでしょう? 同じお菓子でも背景に敷く布やテーブルによってまったく違う表情を見せてくれます。ぜひ、ご自宅にあるお菓子を使って試してみてください。
100円ショップで購入した布と和紙を重ねて、その上に小さいたい焼きのお菓子を置きました。その横に正月らしい箸置きを置いて、ご祝儀袋の水引をバラして添えてみました。鯛が泳いでいるように少し斜めにすると良いでしょう。影が柔らかくでる場所を選んで撮影しましょう。
・カメラは全てCanon EOS 1DX
・絞り 5.6
・シャッタースピード 1/60
・ISO 400
・WB 太陽
お菓子の箱を背景にボカして撮りました。この時、ボケ過ぎると箱なのかも、鯛の絵が書いてあるかも分からなくなってしまうので、箱を置く距離でボケを調整すると良いでしょう。箱の垂直水平が出るよう、できれば三脚を使用すると良いですが、三脚がないときはカメラの下に電話帳のような厚い本を置き、ファインダーをのぞきながら箱の位置を変えて撮るといった工夫をしましょう。
・絞り 8
・シャッタースピード 1/30
・ISO 400
・WB 太陽
光沢のあるテーブルには写り込みがあり、たい焼きが4匹になりました。逆光になるように場所を選び、直接太陽光が入ってしまうようでしたら、トレーシングペーパーや和紙、薄い布を窓に貼り付け、柔らかい光になるようにすると良いでしょう。
・絞り 5.6
・シャッタースピード 1/60
・ISO 400
・WB 太陽
ポップな色合いの布にかわいらしい形のボタンをちりばめて撮ってみました。他のカットに比べると、たい焼きの中身にアンコではなくカスタードかチョコレートが入っているかのような洋菓子の雰囲気になりますね。背景を変えることで同じお菓子がさまざまな顔を見せてくれます。
・絞り 5.6
・シャッタースピード 1/60
・ISO 400
・WB 太陽
お菓子の詰め合わせをすべて袋から出して白い紙の上に並べてみました。間隔を同じくらいにして撮りましたが、ぎゅっと集めて隙間のない状態で撮るのも面白いでしょう。できれば後ろの紙は和紙の方が和菓子には相性が良いですね。
・絞り 8
・シャッタースピード 1/60
・ISO 800
・WB 太陽
お菓子の箱が白い場合は、このようにレフ板代わりになります。レフ効果があることで影が弱まり、柔らかい雰囲気の写真になるでしょう。
<日程>2月8日(日)まで。<場所>コニカミノルタプラザ 東京都新宿区新宿3の26の11 新宿高野ビル4F。<開館時間>午前10時30分~午後7時(最終日は午後3時まで)
初日の出を見るカップルが缶コーヒーで乾杯をしている、なんともほほ笑ましい瞬間を初日の出をバックに、真後ろから見事に撮れていますね! 少し寒さも伝わる色合いもいい感じです。(今回の読者:神奈川県横須賀市 平沢隆司さん)
カメラ女子の力作を募集します(男性もOK)。テーマは自由です。Facebookの「笑顔泥棒写真倶楽部」では無料で写真添削をしています。投稿写真の中で良い作品は、こちらの読者コーナーで発表されます! 投稿写真はメールでも受け付けます。作品名▽氏名(希望者はハンドルネーム)▽住所▽電話番号▽職業▽使用カメラ機種▽撮影場所▽撮影日-を記載 ex-camera@sankei.co.jp