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【相川梨絵のバヌアツ通信】やはりクリスマスはビッグイベント

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【相川梨絵のバヌアツ通信】やはりクリスマスはビッグイベント

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「これがアンパンマンボール。南国らしいレインボーカラーです」と紹介する相川梨絵(りえ)さん=2014年12月24日、バヌアツ(本人提供)  遅ればせながら、明けましておめでとうございます。年末年始は、どこかでゆっくりされましたか? バヌアツへいらした方はいるでしょうか。

 私は、南国にいると全く師走感が湧かず、12月23日まで通常通りの生活をしておりました。クリスマスイブになって、25日にはすべてのお店が閉まってしまうと聞き、やっとディナーの買い出しに行ってきました。スーパーはすごい人。クリスマスの買い物客でにぎわっていました。クリスチャンの多いバヌアツでは、独立記念日とクリスマスはビッグイベントのようです。そこで初めて、年末だーと実感。クリスマスディナーへの意気込みも湧いてきたのでした。

 なぜアンパンマン!?

 今年は、チキン丸ごとローストとクリームシチュー。ケーキは娘にはまだ早いので、デザートは果物にしました。しかもちょっと奮発して、輸入もののぶどうとキウイ。ぶどうは高いですね。こちらでは青果品は量り売りなのですが、一房も買えば2000円近くします。地元で取れるマンゴーやバナナは一山100円くらいで買えるので、それに比べるとかなりの高級品です。わが家は10粒くらい購入。200バツ(200円くらい)。少しのぜいたくが幸せなのです。

 さて、買い出しで、テンションがあがってきた私は、その足で、街に娘のクリスマスプレゼントを買いに行きました。狙いは定めてありました。街中にあるチャイニーズのお土産屋さん。その路上に吊るされているカラフルなボールに描かれているのは、まんまるお顔に赤い鼻とほっぺ。そう、アンパンマンなのです!! バヌアツでアンパンマン!!

 日本に一時帰国したときに、すぐさまアンパンマンの虜(とりこ)になってしまった娘。こちらでは、もちろん、アンパンマングッズなど売っていないので、手作りでアンパンマンのアップリケTシャツをつくってあげたりしていました。そんないとしのアンパンマンにここで会えるなんて!!

 このキャラクター、バヌアツ人は知らないはず。いったい誰向けに作られたのでしょうか。ポートビラに住んでいる日本人は、少数。中でも子供がいる世帯はわが家を含め5世帯です。なかなか謎の商品なのでした。

 どちらが「元祖」

 日本でもおなじみのものといえば、昨年、バヌアツにファストフードチェーン店“KFC”ができました。お店の看板も本家KFCにそっくり。もしやと思って足を運んでみましたが、メニューも味も店内の雰囲気も全然違います。聞けば、ここは「ケンタッキーフライドチキン」の店舗ではなく、「コリアンフライドチキン」なのだそうです(笑)。

 そして、更なる笑い話があります。バヌアツ人の友人に「KFC偽物だよね」と話したところ、「そうだよ。VFCのまねをしたんだ!」と。バヌアツKFCができる前から「VFC(バヌアツフライドチキン)」というお店があったのですが、本家KFCを知らないバヌアツ人は「VFCが元祖だ」と思っているようです。

 そんなこんなで2014年は、平和にのんびりと過ごすことができました。2015年は、親善大使として活動することが少し多くなりそうです。このバヌアツ通信でその様子を記事にできたらと思っています。15年もバヌアツをごひいきによろしくお願いします。

 ちなみにバヌアツのお正月はいたって普通。平日と全く変わりません。一応、元日だけお休みなのですが、何を食べるでもなく、教会に行くでもなく、お年玉をあげるわけでもありません。改めて、日本の正月はいいなと思うのでした。(バヌアツ親善大使、フリーアナウンサー 相川梨絵

 ■あいかわ・りえ 1977年東京生まれ、茨城育ち。横浜国立大学卒業後、2000年共同テレビ入社。フジテレビアナウンス室に出向し、フジテレビアナウンサーとして「笑っていいとも!」をはじめバラエティー、情報番組などに出演。06年、フリーに。12年、結婚とともにバヌアツ共和国に移住、「バヌアツ親善大使」に任命される。13年、「いばらき大使」を委嘱。ダブル大使としてバヌアツと茨城の懸け橋となるべく奮闘中。

 ブログ「相川梨絵のシャララーン劇場」でもバヌアツ生活を公開中。ameblo.jp/aikawa-rie/

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