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【サッカー】なでしこ 「悔いなくやりきった」 澤のW杯に幕

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【サッカー】なでしこ 「悔いなくやりきった」 澤のW杯に幕

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後半、途中出場した米国のアビー・ワンバック(手前右)とタッチする澤穂希(ほまれ)。ともにこれが最後のW杯だと公言している=2015年7月5日、カナダ・ブリティッシュコロンビア州バンクーバー(岡田亮二撮影)  サッカーの女子日本代表「なでしこジャパン」の背番号10、澤穂希(ほまれ)選手(36)にとって最後となるワールドカップ(W杯)が終わった。2連覇の夢には届かなかったが、仲間を次々と抱き締めて慰め、「本当に悔いなく、自分自身はやり切ったと思っている」と口にした。

 劣勢の1-4の前半33分、早くも最初の交代選手として投入された。体を張って攻撃の芽を摘み、後半には空中戦の競り合いでオウンゴールを呼び込むなど、全身全霊を込めたプレーでチームを鼓舞し続けた。

 15歳で代表デビューし、史上初のW杯6大会連続出場を果たした。連覇をかけて戦う相手は米国。澤の人生を変えた国だ。1999年、不況の影響で当時所属していた日テレとのプロ契約が打ち切られ、初めて海外でのプレーに挑戦した。大柄な選手のパワーに苦戦しながらも、出足の鋭さや俊敏性を磨き、「クイック・サワ」の異名を取った。

 かけがえのない友人でライバルもできた。同じチームでプレーした米国代表のエース、アビー・ワンバック選手(35)とは互いを認め合い、「また対戦できるのはすごく光栄。ぜひピッチで戦いたい」と語っていた。後半34分にワンバックがピッチに入ると、すれ違いざまにタッチを交わした。37分にはワンバックの突破を止めようと後方からタックルを仕掛け、警告のイエローカードを受けた。

 ワンバックも今回のW杯が「最後」と公言している。再び相まみえることはないW杯の舞台で、存分にぶつかり合った。

 結果は準優勝。「悔しい気持ちがないと言ったら嘘になるが、みんなよくここまで頑張った。本当にいいチームの中でできた」と語った。来夏には、悲願の金メダルを目指すリオデジャネイロ五輪も待っている。「現役でやっている以上は狙いたい」。レジェンドの戦いは続く。(SANKEI EXPRESS

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