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努力が支えるポップ 夢へ一直線 Shiggy Jr.
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ポップスバンド、Shiggy_Jr.のメンバー(左から、原田茂幸(Gt)、森夏彦(Ba)、池田智子(Vo)、諸石和馬(Dr))=2015年2月28日(提供写真) 抜けの良いポップスをかわいらしい声で歌う正統派ポップスバンド「Shiggy Jr.」が6月24日にメジャーデビューした。
去年あたりから音楽関係者や媒体の「ネクストブレークアーティスト」と紹介されることが多く、どの新人特集を見ても名前が挙げられていたように思う。その証拠にデビューシングル「サマータイムラブ」は、全国45局のパワープレーを獲得している。
シティーポップを中心に、バラエティーあふれるアレンジの楽曲は、とにかくポップでキャッチー。そこにアイドル顔負けのキュートな池田智子のボーカルが合わさると、いや応なしに聴く者に高揚感を与える。まさにキャッチフレーズどおりの「POPでPOPなバンド」である。
デビューの実感についてボーカルの池田は「聴いてくれている人が確実に増えているな、という感覚はあります」。ベースの森夏彦は「関わってくれる人の数も増えてきましたし、ライブに来るお客さんの層も変化を感じます」と語った。
結成したころから夢だったメジャーデビューだが、池田は「所属事務所に、デビューにあたってバンドが守る部分、貫く部分を事前に話をさせてもらいました」と、バンド活動におけるぶれない考え方、スタンスがあると明かした。そんな彼女は以前から「バンドノート」を書いていて、ライブの反省、思いついたアイデアや夢を細かく書きつづっている。取材させてもらったときも、10冊目になる現在のノートを目の前に置いていた。明るくポップな存在を目指す裏には、たくさんのアイデアを試し、反省を重ねた努力もうかがえる。
そんな彼らの夢は、メジャーデビューにとどまらず、ドラムの諸石和馬は「まず武道館でライブをやりたいですね。そしてアリーナでもやりたいです」というと、池田は「海外でもライブ活動ができたらいいですし、グラミー賞も獲りたい。ポップパフォーマンス部門、って調べました」と熱っぽく語った。ギターでソングライターの原田茂幸は「アメフトのスーパーボウルで行われるハーフタイムショーのような、スタジアムのど真ん中を使ってド派手なパフォーマンスもやってみたいです」。
1日に行われたワンマンライブも満員御礼の大成功を収め、次のステップも発表になった。メジャーデビューをきっかけに、さらなる大きな夢の実現に向けての躍進が始まっている。(音楽評論家 藤田琢己/SANKEI EXPRESS)