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ホワイトハウスで供された日本女性醸造家のシャルドネ 青木冨美子

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ホワイトハウスで供された日本女性醸造家のシャルドネ 青木冨美子

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フリーマン・ヴィンヤード&ワイナリーのオーナー兼醸造家のアキコ・フリーマンさん=2015年7月8日(青木冨美子さん撮影)  【ワインのこころ】

 今年4月、ホワイトハウスで日本人が手掛けたワインが初供出されました。安倍晋三首相とオバマ大統領の公式晩餐(ばんさん)会での話です。ワインの造り手はフリーマン・ヴィンヤード&ワイナリーのオーナー兼醸造家のアキコ・フリーマンさん=写真。ワインは『Ryo‐fu Chardonnay2013』、ラベルには“涼風”と書かれています。

 つい先日、来日したアキコさんによると、発端は数年前にワシントンD.C.のレストランで出会ったホワイトハウス・ソムリエのダニエル・シャンクス氏との会話からとのこと。ただ、「チャンスがあれば」という話になったものの、それから音沙汰なしの状態に。急転したのは今年の3月で、ダニエル氏から「ワインのサンプルを送って」との連絡が入り、結果、晴れて「涼風シャルドネ2013」が晩餐会で供されることになりました。

 ホワイトハウスでは野菜のコンソメパイ包みと四海巻きにシャルドネを合わせたそうですが、東京でのプレスランチでは季節の金沢懐石とワインを合わせて楽しみました。冷涼な風を受けて育ったブドウの心地良い塩っぽさは、魚介のカルパッチョと素晴らしく釣り合っていました。私は初めてフリーマンのシャルドネを味わいましたが、そのエレガントさに魅了されました。アキコさんは「私は日本人なので、ワイン自体が日本人の味覚に合うのかも」と語っていました。

 安倍首相は女性の社会進出を唱えていますが、晩餐会では、日本から遠く離れたワイン産地で活躍している日本女性の存在&上質なワインの味わいに満足なさったことと思います。(ワインジャーナリスト 青木冨美子/SANKEI EXPRESS

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