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登場人物の「実存」信じられる作品に出たい 映画「Mr.タスク」 ハーレイ・ジョエル・オスメントさんに聞く
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【メディアトリガーplus(試聴無料)】俳優のハーレイ・ジョエル・オスメントさん=2015年6月25日(高橋天地撮影) 新たな怪作ホラーが日本に上陸した。タイトルは「Mr.タスク」(ケヴィン・スミス監督)。英語で「tusk」は牙を意味することから、タイトルを日本語に訳すなら「牙さん」と愛らしい響きの言葉となるらしいが、それがかえって本作の不気味な世界観を際立たせる。
物語は、ポッドキャストを運営し、自身の番組でDJも務める主人公のウォレス(ジャスティン・ロング)が、ちょっと風変わりな老人(マイケル・パークス)を取材することから始まる。何か面白い話を聞こうと老人の自宅を訪れ、振る舞われた睡眠薬入りの紅茶による深い眠りから覚めたウォレスが直面したのは、自分がセイウチ人間へと改造されていくという悪夢だった…。
ポッドキャストの共同運営者で、親友のウォレスと一緒にDJを担当するオタク青年、テディを演じたのはハーレイ・ジョエル・オスメント(27)。かつてホラー映画「シックス・センス」(1999年)に出演し、11歳で米アカデミー賞助演男優賞にノミネートされた米国の天才子役だ。先日、「Mr.タスク」のPRで11年ぶりに来日したオスメントは「脚本を読みながら笑ってしまいました。あのジョニー・デップも重要な役どころで出演しています。すごいでしょう?」と力を込めた。
ハイライトは、見るもおぞましいセイウチ人間の姿だという。「僕はジャンルを問わず『登場人物が実際に存在するのでは?』と信じられる作品に出たいんです。この映画のセイウチ人間はまさにそれ。でも僕がそれを演じるのは嫌ですけどね」。7月18日から全国順次公開。(高橋天地(たかくに)/SANKEI EXPRESS)
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