大成建設、環境配慮コンクリートに注力 CO2を80%も削減 (1/3ページ)

2015.3.16 06:14

 スーパーゼネコンの大成建設が、製造過程で発生する二酸化炭素(CO2)の排出量を80%削減した「環境配慮コンクリート」に注力している。セメントの代わりに、鉄鋼の製造工程で副産物として発生する「高炉スラグ」を活用し、CO2を抑制。課題だった仕上がり表面が肌荒れする現象も、新開発した刺激剤でクリアした。実際の工事で性能を確認済みで、同社は「エネルギー問題や地球温暖化問題の解決に貢献することが期待できる」として本格展開をにらんでいる。

 「ポルトランド」使用せず

 通常のコンクリートをつくる上で、1立方メートル当たり約250キログラムのCO2が排出されるという。このうち、90%以上が「ポルトランドセメント」と呼ばれるセメントの製造過程で排出される。セメントが焼成によってつくられるためだ。同社は、セメントを使う量を減らしてCO2排出量を大幅に抑えられるコンクリートの開発を目指した。

 環境配慮コンクリートは、ポルトランドセメントをまったく使っていないのが特徴。代わりに、高炉スラグをできるだけ多く使用してコンクリートをつくっている。それでも、通常のコンクリートと同じように、製造したり、工事で用いることがもちろん可能だ。

表面肌荒れ・ひび割れなし

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